人生はアウトプットで変わる
精神科医、梅沢紫苑さんの「学びを結果に変える アウトプット大全」を(かなり前ですが)読み終わりました。
この本を読むきっかけは、毎月参加している読書会の課題図書だったからです。なんだか意識高い系の本かと思ってあまりノリ気でなかったのですが、すごく読みやすくて、すらすら読めました。
そして、アウトプットの大切さを改めて感じました。が、肝心の読書会に寝坊して参加できず、この本のアウトプットができなかったので、ここでさせてください(笑)
わたしがこの本で一番印象に残ったのは「効果的なフィードバックの4つの方法」というところです。やったら満足してしまってきちんとフィードバックしないわたしは、すごくはっとさせられました。
そんなわたしのように、フィードバックの習慣がない人は、何を反省して、何を次の行動につなげていくか、方向性が全くわからないのです。
この本では、効果的はフィードバックを行う4つの方法があげられていたので、紹介します。
①短所克服と長所伸展
人間が成長するためには2つの方向性があります。それは「短所克服」と「長所伸展」です。欠点や短所、苦手分野を克服するのか、長所、得意分野を伸ばすのか。そのどちらしかないのです。
まずは長所伸展を優先して自信をつけることが大切だそう。わたしの場合、長所がどこからかきちんと理解して納得するところから始めなきゃ。
②広げると深める
学びを進めていく場合、その方向性は「広げる」か「深める」の2つの方向性しかありません。
自分は、その知識を「広げたい」のか「深めたい」のか?「広げる」と「深める」の2つのベクトルを意識するだけで、次に何をすべきかが明確に分かります。
これ、なんだかすごく納得したし、自分が大きな決断をする上で、すごく参考になりました。その知識を広げたいのか深めたいのか。自分のやりたいことを振り返ってみて、どちらに当てはまるのか、そして、それは今後どのように未来の自分に影響があるのか。こんな考え方したことなかったや、とあっぱれでした。
③なぜ?を解決する
インプットしてアウトプットをすると、必ず「疑問」が生まれるはずです。「なぜ」を突き詰めると、その先に「気づき」が見えてきます。
わたしは、なぜを感じても放置してしまう癖があります。今はいいや、と。よくない!直します。
④人に教えてもらう
最も効果的なフィードバック法は「人」からアドバイスをもらうことです。自分よりも知識や経験の多い人からアウトプットに対して適切なアドバイスがもらえると、弱点、欠点の修正にもつながり、飛躍的に成長するきっかけとなります。
ある人に「相談上手だね」と言われたことがあります。意識をしたことがなかったのですが、わたしは何か悩み事があるとすぐ人に相談していました。(特にお姉ちゃん。いつもありがとう)
が、よくないなあ、と思うのは、自分でしっかり考える前に相談してしまうところです。なんでもかんでも相談すればよいというものではなく、自分なりに疑問に対する探求をしたうえで相談することで、一歩先のアドバイスがもらえるとのこと。確かに!相手の貴重な時間をもらっているわけですから、きちんと考えたうえで相談するようにします。
インプットばかりしようとしていたわたしを変えてくれた本でした。アウトプットをきちんとするために、これからもブログを更新しようと思います。お付き合いいただけると嬉しいです。